管理番号 | 新品 :60561743 | 発売日 | 2024/07/12 | 定価 | 80,000円 | 型番 | 60561743 | ||
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千葉県指定伝統的工芸品 千葉県久留里 森光慶作 雨城楊枝 楊枝、たかが楊枝、されど楊枝。楊枝は黒文字と呼ばれる木から作られます。 黒文字は人の中指サイズの小振りの木です。 樹皮は黒く幹は白色で楊枝に適した素材です。黒文字は主に千葉県の山林で育ちます。 樹皮の黒と幹の白色のバランスを好まれ、楊枝の素材として昔から使われてきました。 此の楊枝は千葉県君津市に住む一人の老人(森光慶氏)によって作られたものです。 森氏によると、黒文字は人の子と同じように、素直に育った黒文字は幹がまっすぐに育ち加工に適している。 たかが楊枝が何故美的要素を求められるのだろうか、それは日本の一期一会の茶道美学から生まれたものである。茶道に付き物の和菓子を食する際この楊枝は茶道美学を更に盛り立ててくれる。これほど美的要素を求められると、もはや芸術的要素を超えているように思われます。作者森光慶に感謝。 江戸時代中頃から続く久留里の楊枝作り。その伝統を引き継ぎ大正時代から楊枝作りを続ける森家では、先々代の森 安蔵氏が細工楊枝を考案し、久留里城の別名である「雨城」の名を冠し、数々の技巧を凝らした楊枝は人気です。 大切に保管していましたが、額の左上に小さな傷があります(写真5枚目)☆